Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

健康保険のこと〜その3〜

保険料を節約する方法ですが、スイスの家庭では、たいていファミリードクターをもちます

体調不良の際に、受診するドクターを決めておくシステムです

このファミリードクターがいることを保険会社に申出ることで、保険料を15〜20%節約することができます

我が家も早々に、小児科と児童精神科のファミリードクターを探すつもりです

また、ファミリードクターがいない場合でも、保険料を節約できる方法があります

それは、受診する前に、必ずコールセンターに連絡して、指示を仰ぐスタイル(ホットラインと呼びます)

このホットラインでは、看護師や保健師等が、まず状況をヒアリングして、受診が必要かどうかも含めて、どのように対応すべきかを案内するとのことです

日本でいえば、休日や夜間の急病時に利用可能な、子ども医療電話相談(#8000)を毎回利用するというイメージでしょうか

このスタイルで加入すると、同じように保険料を15〜20%節約することができます

我が家は上記のホットラインスタイルで加入しましたが、それでも家族4人で、1ヶ月800スイスフラン近い保険料を負担することになりました。。。

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最後に、スイスの医療保険事情でとてもショッキングなことがありました

それは、歯科診療が保障対象外ということ

日本では4ヶ月に一度の定期歯科検診を勧められるほど歯医者が身近ですが、スイスの人たちはどうしているのだろうと思います

聞くところによれば、スイスで歯科を受診して、口腔内チェックとクリーニングで1回約120スイスフラン、治療となると、1回で300〜400スイスフランほどかかるとのこと、、、なお、自由診療にあたるため、歯科医によっても価格設定は異なるようです

このため、わざわざ他の国に行って診察を受けるケースも多いようで、たとえばフランスで診療を受けると、1回でおよそ40ユーロだそうです

(2019年2月現在の対円為替レート → 1スイスフラン:約110円、1ユーロ:約125円)

それでも安い訳ではないですが、結局どこで受診しても保障対象外なので、スイスで受診するよりは出費を抑えられそうです

息子は歯に限らずですが、痛みや不調を訴えることが難しく、数年前に「最近奥歯をよく気にしてるなぁ」と思って病院へ連れて行ったら、歯の根の神経まで虫歯にやられてしまっていたことがありました

小さい時から障がい者専門の歯科で定期検診は受けており、また歯磨きも毎晩かかさず手伝っていたので、この虫歯については私自身かなりショックな出来事でした

また、治療時の麻酔の感覚が不快だったり、歯を削る音が怖かったりして、診察室に入っても叫んでばかり、、、診察台に乗って横になるまでとても時間がかかり、すべての治療が終わるまでの通院は、親子ともに本当に苦しい思いをしました

これ以降、3ヶ月に一度、歯医者へ通うようにしました

おかげで診察の一連の流れを覚えたようで、落ち着いて治療や検査に臨めるようになりました

スイスでも早めに新しい歯医者を見つけて、定期的に通い、ゆっくりと慣らしてあげたいと思っていましたが、歯科受診時の診療代を聞いて、かなり悩んでいます

この件についても、良い方法がないか、また障がい者診療に対して理解のあるドクターがいないか、調べてみたいと思います