Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

娘と同じクラスのママのこと~イタリア語圏スイス人ママ~

娘が学校に通い始めてから4週目の月曜の朝は、雨が降っていました

この日の朝も娘はいつもと変わらず、泣きながら担任に手を引かれて教室に入って行きました

すると、この日は同じクラスの別のママが「ご自宅まで車で送りましょうか?」と聞いてくれたのです

図々しいかなと思いましたが、また新しいママと知り合いになれたらいいなと思い、家まで送ってもらうことにしました

家までの道案内をしつつ、いつスイスに来たのか、兄弟はいるのか、などの質問に答えているうちにあっという間に我が家に到着

2歳の男の子が後部座席に座っていたこともあり、私は早く車を降りなければという意識が働いて、彼女の連絡先を聞かずに別れてしまいました

せっかくの機会だったのにどうして聞き忘れてしまったのだろうと反省し、娘を迎えに行ったときに、再び彼女に会うことができたので、朝のお礼と勇気を出して連絡先を交換してもらえないかとお願いすると、快く電話番号を教えてくれました

先日の台湾人ママのように仲良くなれたらいいなと思いながら娘と帰宅していると、その途中で彼女から「息子が娘さんを家に招待したいと言っているから、よかったら今日の午後、遊びに来ない?」というメッセージが届きました

私の答えはもちろんイエスでしたが、娘の気持ちが一番大切、、、恐る恐る娘に聞いてみると、「うん、行きたい!」という反応が返ってきたので、息子が帰宅するまでの限られた時間ではありましたが、娘とお邪魔することにしました

玄関のドアを開けると、足元すぐの床におもちゃが落ちていて、案内されたリビングにも床中にレゴやフィギュアなどのおもちゃがたくさん落ちていました(笑)

ママ:昨日まで実家に帰っていて、帰りがもう夜の10時頃で。今日、部屋を片づけようと思っていたんだけど、近いうちに娘さんを招いて一緒に遊ぼうという話を息子としていたら、今日呼んだら?という話になって、急にお誘いしたの。家の中がこんな状態でごめんなさい

と恐縮していましたが、

私 :帰省して疲れているときに、招待してくれて本当にありがとう

と感謝の気持ちを伝えました

娘は初めてお友達の家にあがり、興奮しているように見えました

部屋中に広がったおもちゃから自分の興味あるおもちゃを手にして、お友達にひたすら日本語で話しかけながら一緒に遊ぼうとしていましたが、絨毯の濡れた箇所を踏んで靴下が濡れたと言ったり、弟のよだれが洋服についたから着替えたいと言ったり、何でこんなに部屋がぐちゃぐちゃなの?と時折不満も口にしながら(笑)、それでも楽しそうに過ごしていました

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私はママさんとおしゃべりしたくて仕方なくて、我が家のこと、特に息子のこと、スイスの健康保険事情に納得がいかない等、この国で生活するうえでの不満も何でもオープンに話すと、彼女は深く共感してくれました

彼女はイタリア語圏のスイス人ですが、ここに来る前はスペインのバルセロナで暮らし、妊婦のときにスイスに戻ってきたので、彼女もそのとき息子と同じように加入義務のあるbasic保険にしか加入できなかったという経験を持ち、「私も全く同じ体験をしてとても不快だったわ、スイスの健康保険のシステムは悪すぎるのよね」と言ってくれました

また、彼女は臨床心理士として、週3日働いていることも話してくれて、その仕事柄もあってか、息子の話をとても真剣に聞いてくれました

とにかく彼女は聞き上手で、何でも親身になって聞いてくれ、何でも共感してくれました

例えばこんな制度があるよ、こんな場所があるよと教えてくれましたが、それを強要することは一切ありませんでしたし、私がどうしようかと思っていることがあって、、、と悩みを打ち明けると、母としての顔、心理の専門家としての顔、どちらも見せてくれて、「こうした方がいいんじゃないかと私は思う」と、あくまでも自分だったらというスタンスを守って、的確な意見も述べてくれました

まだまだ話し足りない状態で、息子の帰宅時間が迫り、バタバタと彼女の家を後にしましたが、このママさんにもこの後何度も助けてもらうことになります

また別の記事でお伝えしたいと思います