Lausanner from Tokyo

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息子の学校、3~4週目のこと

3週目、4週目も引き続き息子の興味や関心を確認するための活動として、粘土やフィンガーペインティングなどに取り組む姿がありました

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この学校では、水曜に音楽専門の先生が、金曜には体育専門の先生が、それぞれ外部から来て授業を担当するようで、音楽の時間には楽器を演奏してみたり、体育の時間にはマット運動やサーキット運動に挑戦したりと、短時間ではありますが、少しずつクラス活動に参加しようとする姿が見られました

もう一つ珍しい活動として、子供たちが劇をする時間があるそうです

学校見学のときにハンガーにかかった衣装をたくさん見せてもらったのですが、4週目の月曜には、怒り、悲しみ、喜び、恐怖などのさまざまな感情を表現する劇の時間がありました

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感情の理解はとても抽象的で難しい学びだと感じています

人から教わって理解できるものではなく、自分でその感覚を感じて、その感情が「怒り」、と一つ一つ感覚と言葉を結び付けていくプロセスが必要だからだと思います

また、特に息子のように他者とのコミュニケーションに難しさがある場合は、人の表情からその人の感情を読み取ることは非常に困難なので、ある感情を全身を使って表現することでイメージや理解が深まり、記憶や感覚として定着する狙いがあるのかなと想像します

劇の後には、それらの感情を実際に人の表情として紙に表現する活動に進んだようです

息子にはかなりハードルの高い活動ですが、とても良いアプローチだと思いました

連絡帳に「全体活動に参加したがらなかったので、はさみで紙を切りました」という記載がある日もありましたが、帰宅してくる息子はすでに気持ちをリセットしてきているのか、いつでも穏やかで、大きな乱れはなく過ごす息子がいました

新しい環境にこんなにも早く順応する息子の大きな成長を感じる日々です