Lausanner from Tokyo

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来年度の息子の学校見学のこと

2019年1月末から通い始めた学校に慣れる間もないまま、3月上旬には来年度の学校の話が浮上しました

元々、今の学校は今年度限りと学校長から聞いていて覚悟はありましたが、こんなにも早く次年度のことが動き始めるとは思っていませんでした

私が最も期待していたのは学校が自宅に近くなることでしたが、調べてみるとそれほど近くはなく、公共交通機関で行こうとすると、今の学校とほとんど変わらない時間がかかる場所にその学校はありました

腑に落ちなかった私は、学校長と次のようなメールをやりとりしました

校長:ぜひ見学に行ってみてください。息子さんと一緒に行かれてもいいかもしれませんね。候補日は〇日と△日ですが、いかがですか?

私 :見学には行きますが、その結果、今の学校に継続して通学したいと思った場合、その希望は受け入れてもらえるのでしょうか?

校長:どのお子さんがどの学校に行くかを決定するのはSESAF(ヴォー州で障がい児の学校などをコーディネートする機関)です。もしそのご希望があった場合は、SESAFの地区担当者に相談してみてください

私 :分かりました

せっかくなので、息子と一緒に見学に行くことにしました

私はいつも息子が新しい場所に足を踏み入れたときの反応を大切な判断基準にしていて、それは私自身も同じです

これまでの経験上、場や人に対する第一印象、自然に肌で感じる心地よさや不快感は、その後も大きく変わることなく続くケースが多いと感じています

そのため、新しいことを始めるときは先入観を持たずにまっさらな状態で、その場その人の雰囲気や印象から自分に湧き上がるナチュラルな感情を素直に受け入れることにしています

今の学校へ見学に行ったときもそうでした

私は(おそらく息子も)、学校にはアットホームで温かい雰囲気を感じ、学校長には包容力と人情を感じ、居心地がとてもよく、それは息子が学校を去るまで変わることはありませんでした

新学校の見学当日もまっさらな気持ちで臨もうと思っていました

数日前から息子には新しい学校に行く話をしていましたが、情報が足りなさすぎて私の説明は明らかに不十分でした

案の定、当日の朝に家を出ると息子は不安なときに出る声を出し始め、バス停に着いたときには涙をボロボロ流しながら泣いていて、そのままバスに乗りました

「大丈夫、一緒に行くからね」となだめながら、さらに電車とバスを乗り継ぎ、学校に到着してエントランスらしきドアを入ると、そこは小さな待合室になっていて、すぐ先に別のドアがありました

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あのドアの先にどんな世界が見えるのか、さらに緊張感が高まりました

ブザーを鳴らしてしばらく待っていると、学校長らしき年配の女性が出てきて、私はすぐに立ち上がり歩み寄りました

彼女が握手のために手を差し出したので、私はその手を握ろうとすると、彼女は自身の手を少し引っ込め、結果的に握るというより手を触れ合う程度の心もとない握手になりました

握手のスタイルは人それぞれだと思いますが、私はしっかり握りたい派です

さらに言えば、握手中に使っていない方の手(私は右利きなので左手です)も相手の手の甲に添えて、両側から相手の手を包みたい派です(笑)

私の勝手な解釈かもしれませんが、それが「光栄です」という気持ちを一番表現できる形だと思っています

しかし、この学校長の場合は、それを嫌う印象をまず最初に受けました

少し長くなりましたので、この続きは別の記事でお伝えします