Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

娘の学校、8週目のこと

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

以前の記事で7週目の金曜に娘に笑顔が見られたという話をお伝えしましたが、ついに8週目に泣くことのない朝がやってきました

この日に学校へ迎えに行くと、

娘:ママ、学校が楽しくなってきたよ、でもね、なかなかお友達が増えないんだよね

と、葛藤も打ち明けてくれました

私:みんなと仲良くしなくても、みんなとお友達にならなくてもいいと思うけどなー

娘:でも、みんなと仲良くしたいんだよー

私:そうなんだね、そしたら仲良くなりたいお友達と公園や私たちのお家で遊ぶ約束をしようよ!

娘:うん!ありがとう、ママ!それから、もう今度から泣かないで学校に行くね

私:うん、でも泣きたいときは泣いてもいいんだよ。誰でも行きたいとき、行きたくないときあるしさ。嫌なときは嫌でいいと思う。今までよくがんばったね!

娘:〇〇(娘の名前)は、がんばってないよ。パパとママの応援があったから、行けるようになったんだよ

娘はさらりと言いましたが、私は涙をこらえるのに必死でした

私は私でしんどい思いをしていたのは確かです

毎朝泣く娘に付き添い、クラスの中に一緒に入ったこともありました、呼出しがかかったこともありました

泣かない条約が結ばれてからはさらに苦しくなりました

娘にこんな思いをさせてまで学校に行かせる必要があるのか

日本にいればこんな思いをすることはなかったはずなのに

そんなことを考えながら、悶々と過ごしていましたが、誰よりも一番しんどかったのは娘、一番がんばったのは娘本人です

私はただそばにいただけで、それ以外は娘の気持ちに共感してあげることくらいしかできませんでしたが、それを応援だと言った娘には驚きました

私:そんなことないよ、一番がんばったのは〇〇だよ。がんばってくれてありがとうね

と言うのが精いっぱいでした

f:id:lausannerfromtokyo:20190825192602j:image

木曜の朝は少しだけ泣きましたが、金曜の朝は「今日は泣かない自信があるから」と言いました

前日に日本から弟夫妻に送ってもらった荷物が届き、その中に入っていた苺のヘアゴムとヘアピンを付けて登校したのです

朝一番でクラスの女の子たちが気付いて、早速「いいね」と言われていることに満面の笑みを浮かべて教室に入って行きました

その姿を見ていたあの厳しい担任は、

先生:笑顔で登校できるようになってうれしいです

ととびきりの笑顔で言いました

私 :ありがとうございます

と作り笑顔で答えながら、心の中では「あなたのおかげで、ここに至るまで大変でしたよ」と訴える自分がいました

それでも、先の見えなかった長く暗いトンネルにようやく光が差し込んだ気がして、心がふっと軽くなる自分もいました

ここから娘が楽しく登校できる朝が少しずつ増えていくことを願うばかりです