Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

わたしが飛行機内で出会い知り合った人のこと


lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

バルセロナからジュネーブに戻る飛行機の中で知り合いになった人もいます

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私の隣に座る男性が、かなり私達を気にしてチラチラ見る様子がありました

その後、前座席のポケットに入ったエチケット袋とペンを取り出して書き物を始めた彼

何かを思い出しながら少しずつ書き進めている姿がありました

しばらくしてその紙を私に手渡しながら「娘さんに」と言われて見てみると、

ひらがなで「あなたのなまえは?」と書いてあったのです

私はとても驚いて

私 :どうして私たちが日本人って分かったのですか?

男性:日本語を少し勉強したことがあるので、会話を聞いてすぐに分かりました。日本に行ったこともあります

私 :そうですか!日本に行ったのはいつですか?

男性:2013年なので、もうずいぶん昔のことです(笑)

娘はスイスの学校で習ったアルファベットで自分の名前を書いて、その男性に紙を渡しながら、

娘 :お兄さんは名前何て言うんだろう?

私 :娘があなたの名前を知りたいと言っているんですが、お聞きしてもいいですか

男性:ちょっと待ってね

と娘に言って彼は再び先ほどの紙に向かいました

きっと自分の名前を書いてくれるのだろうという予想はつきましたが、娘が「まだ?」と言い出し、私も確かにずいぶん時間がかかっていると思っていると、

男性:ちょっと忘れてしまったんですが、「え」をカタカナで書くと、どんな形でしたっけ?

その質問に驚いて紙を覗くと、「エ」以外のカタカナはすでに書かれていたのです

私 :え?カタカナも書けるんですか?

男性:昔は書けましたが、もう長らく練習していないので忘れてしまいました(笑)

私 :いやいや、これだけ書けたら十分ですよ!「エ」はアルファベットの大文字の「I」にそっくりで、下の棒を上の棒より少し長めに書くイメージです

男性:あー!そうだ!思い出しました!

と言って「エ」を書き足してその紙をまた娘に手渡してくれました

残念ながら娘はまだカタカナが読めないので、、、私が読み上げたのですが、ひらがなだけでなく、カタカナまで書けてしまう彼に私はますます好奇心が募りました

もはや私の趣味と言っても過言ではない人間観察から察した彼の印象は、やると決めたらストイックに極めるまで打ち込みそうなタイプ(笑)

ですが、さすがに独学でここまでのレベルに到達できるだろうか、、、一体彼は何者なんだろう?と、想像は果てしなく膨らみました

娘はとても喜んで何かお礼がしたいと言うので、私はエチケット袋を正方形に切って折り紙してあげたら?と提案しました

娘が得意のハートを折って彼に渡すと、

男性:あ!Origami!僕の家にたくさんあるよ!スーパーで安売りしていたことがあって大量に購入したんだよね。せっかくだから折り紙も練習しようかと思ったんだけど、なかなかできないものだね(笑)

日本語学習のみならず折り紙まで買って練習しようとしていた彼は、本当に一体何者なの?すごーーーく気になる!と思いながら、残りの飛行時間を気にする自分がいました