Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

わたしが飛行機内で出会い知り合った人のこと~その2~

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

信じられないレベルの日本語力はもちろんなのですが、英語もとても上手な彼

きっとスイスに観光に来たオランダ人かドイツ人あたりかなと想像しながら聞いてみると、

私 :英語もすごくお上手ですが、どちらのご出身ですか?

男性:アハハ、英語のアニメの見過ぎかな?僕はスイス人ですよ

もしドイツ語圏に住んでいるとしたら、チューリッヒ空港を利用するはずなので、ジュネーブ空港を利用するこの男性は、フランス語圏に住むにちがいないという予想はできましたが、わが家と同じローザンヌに住むかどうかは微妙だと思いつつ、

私 :私たちはローザンヌで暮らしていますが、ジュネーブに住んでいるんですか?

男性:え?ローザンヌ?僕もローザンヌですよ

私 :え?本当に?わが家はローザンヌと言ってもSt-Sulpiceですけど。。。

男性:St-Sulpiceですか!分かりますよ!僕はもう本当の中心部です。何て説明したらいいか分からないんですが、ローザンヌ駅からバス1本で帰れる場所です

私 :そうですか!もしよかったら今度また改めて会いませんか?連絡先を交換できたらうれしいです。もし日本食もお好きでしたら、喜んで作ります!

男性:ぜひ!僕の番号は・・・

と連絡先も交換してこの日は別れました

 

2週間のシフト制で働く彼となかなか都合が合わなかったのですが、つい先日夕食に招待することができました

機内で聞き足りなかったことがたくさんあったので、ようやくスッキリしました

・ 彼は2013年の10月から12月までの3ヶ月間、都内にある語学学校で日本語を学んだとのこと

独学ではありませんでしたが、たった3ヶ月でひらがな、カタカナ、簡単な漢字も書けるようになったのは、大変な努力があったと想像します

勉強に明け暮れて観光する暇がなく、唯一訪れたのは(おそらく)下田で、今思えばもっと出かければ良かったなーと(笑)

第一印象で感じた彼のストイックさが日本で発揮されていたことに大いに納得する自分がいました

・ 日本に興味を持ったきっかけは、日本の漫画に魅了されたから

漫画を通して日本の文化や習慣にどんどん惹かれ、就職先が決まっていたにも関わらず、どうしてもその仕事(事務職と言っていました)を生業にしたくなくてなんと蹴ったようです

その後、音響関係の学校で学び直すことにして、その学校が始まるまでのフリータイムを利用して日本に短期留学したとのこと

貴重な時間を日本に向けてくれたことをとても嬉しく思いましたし、彼も日本で過ごした時間はかけがえのない経験だと話してくれました

ゲストを招く際の定番メニューとなった巻き寿司や唐揚げ(鶏肉の場合もあればサーモンの場合もあります)も「どれも美味しい」と食べてくれて、光栄でした 

 

この日から1ヶ月ほどが経ったある日、ポストを覗くと白い封筒が入っていて日本語が書いてありました

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なんと折り紙を届けに来てくれたのです!!

娘はとても喜んで、早速折り紙で魔法のステッキを作って遊んでいました

日本語で感謝を伝えると、「(日本語で)どいたまして(やはり「う」は抜けやすいようです)、今度会うときにまた折り紙を持って行くね。それからもう少し日本語を勉強しておくね、それか次回はフランス語で会話してもいいんだよ〜(笑)」と言ってくれました

私も彼のストイックさを見習わないといけないなぁと思っているところです