Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

日本語に触れる環境のこと~その6~

子供たち、特に娘の日本語に触れる環境については以前の記事でお伝えしました

ここの公立校に通い始めてからしばらく登校を渋っていた娘にとって、家族以外で自分の母国語と同じ日本語を話す友達がいる、日本語を勉強する場所があると知ることで、生活が良い方向に転換するきっかけになるかもしれないと考えました

が、ローザンヌ日本語教室へ体験入学に行った結果、娘の答えは「行かなくていい」でした

その後、娘の意思を尊重してと言えばきれいに聞こえますが、私自身も何か新しいことに挑戦しようと思うパワーが湧かずに悶々とした日々を送っていたある日、また新たな日本人ママさんと知り合うことができました

娘と年齢の近い娘さんがいること、同じStーSulpiceに暮らしている(学校は娘とは違う学校に通っています)こともあって、娘も私もすぐに打ち解けることができました

娘さんと弟さんが毎週水曜の午後にLonay(ロネ)にあるおひさま日本語学校に通っていると聞いて、さらに「ぜひ今度一緒に行ってみませんか?」というありがたいお誘いもいただいて、今度はこちらの教室に娘を連れて行ってみようと思いました

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もうお友達になった子がいるなら、なおさら娘も安心して一緒に楽しめるかもしれないと思い、私はワクワクして、

私:今日お友達になった○○ちゃんが行っている、日本語を勉強するところに今度行ってみようよ

と誘ってみました

「うん!行ってみたい!」という回答をほぼ確信していたのですが、まさかの

娘:えーーー?そこって楽しいの?なんか楽しくなさそうー

と真逆の答えが返ってきて私は困惑しました

日本にいた頃の娘は、好奇心旺盛で何事も「楽しそう!やってみたい!」と言って、実際に何でも真剣に一生懸命取り組むことができて、最後は満面の笑みで「あー楽しかった!またやりたい!」と言うタイプ

そんな姿がいつも眩しくて、私はわが娘ながら素敵だな〜と思っていたのです

が、スイスに来てからはとても保守的になってしまいました

何かしようとすると後向きで否定的な発言ばかり、、、

私:まだ何もしないうちからやらないと決めるのは残念だと思うよ。とりあえず一度やってみてから決めてもいいんじゃない?

娘:分かったよ!行くよ、でも一回だけだからね!

と応じようとするもほとんど投げやり状態という姿が増えました

年齢的なものなのか、スイスの環境によるものなのか、それは分かりませんが、今まで何でもよく分かっていた状況から、知らない言語が飛び交い全然分からない状況に置かれたら、自分を守ろうと保守的な姿勢になる気持ちもよく理解できます

大人でもネガティブな思考のときに、何か行動を起こすことは相当な覚悟とエネルギーが必要です

なので、私は日本の運転免許証をスイスの免許証に書き換えるために、2ヶ月以上もかかってしまったのは先日の記事のとおりです(失笑)

 

私は相手がたとえ子供であってもその子の気持ちや意思を尊重したいと思っています

習い事についても、息子、娘の「やりたい、続けたい」という意思が見えなければ強制しません

本人がやりたくないことに時間とお金をかけることに意味を感じません、、、浪費だと思いますし、イヤイヤ取り組んでいても向上は期待できないと思うからです

一度きりの体験でやるかやらないか、本人たちに判断を委ねることはまだ早すぎるかもしれません

何度か経験することでイヤイヤが興味関心に変わる可能性もあるとは思います

が、彼らが第一印象で受ける肌感覚(心地いいか不快か)を大切にしたいと思いますし、ただ単にタイミングが合っていない場合もあります

そのときは違ったとしても将来的にやっぱり!と気持ちが変わるときが来れば、私は全力でサポートしたいと思っています

実際にスイスに来てからそんなことがありました!

この件は、また別の記事でお伝えしたいと思いますが、私ができることは

・ いろいろな経験をする機会を作ること

・ やらないで決めるよりやってから決めても遅くないと伝えること

・ 一度だけでもとりあえずやってみようと背中を押すこと

そこまでだと思っています

おひさま日本語学校へ体験入学した話は次の記事でお伝えします