Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

娘、人生初の習い事のこと~その3~

 

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ところが、ある火曜の夕方に突然

娘 :明日ってホッケーの日だよね?

私 :うん、そうだけど、、、何で?

娘 :明日、ホッケー行ってみようかな!

私 :え?明日?ずいぶん急だねー(失笑)

娘 :急にやる気が出てきて!天気はどうかな?

私 :うん、雨は降らない予報になっているみたい

娘 :じゃあ、明日行ってみたい!!

この時点で、練習日前日の火曜の夕方です(汗)

コーチにも事前に連絡しないといけないし、もう少し早く言ってくれたらいいのにーと内心思いました

が、前回の後悔もあってこのタイミングを逃してはならないという思いの方が勝りました

コーチに連絡するとすぐに「明日お待ちしています」との返事が来ました

当日は娘と息子を連れて練習場所へ

芝の上でと言っても、フィールドホッケー専用のコートがあります

コーチから娘の身長に合ったスティックを借りて、恐る恐るコートの中へ入る娘

娘の緊張感が小さな体から伝わってきました

一旦は1人で行こうとしましたが、「ママも一緒に来て」と腕を引かれました

他のコーチたちに挨拶しながら、娘の名前を伝えると、

コーチ:娘さんはフランス語分かりますか?英語の方がいいですか?

私  :どちらの言語も勉強中です。学校は公立校に行き、フランス語の環境なので、フランス語でいいと思います

コーチ:(戸惑う様子で)そうですか、、、こちらもなかなかのチャレンジですが、やってみますね

私  :ありがとうございます。もし困ったことがありましたら、私はずっとここにいますので、英語でお話しくだされば娘に通訳します

コーチ:分かりました

娘には「すぐ近くにいるから本当に困ったら教えて」とだけ伝えて私はコートを離れました

最初のうちは「ママー、何て言われているか分からない」と言う姿もありましたが、徐々にコーチの見本を見ながら自分なりに考えて行動するようになりました

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私が娘とコーチの間に入って通訳することは簡単ですが、娘のアンテナを信じて、できるだけ見守りたいと思っていました

すぐにコーチの言うとおりにできなくてもいいし、何度だって間違えばいい、そのたびに自分で考えればいいと

コーチも娘が相手であれば、言い方を変えたり実際にやり方を示したり、工夫してもらえるだろうと思いました

間違えること、失敗することは、大切な学びだと思います

大人はついつい子供が失敗しないように、苦労しないように、先回りして防御線を張りがちですが、失敗して考える機会を奪ってしまっている気がします

失敗して次はどうしたらいいのか、たくさん考えたらいいし、大人も一緒になって考えてあげて、場合によっては助言や提案をしてあげたらいいと思うのです

子供が失敗しないようにとそこにばかり神経を使って用意周到なのに、いざ子供が失敗すると変に問題視して「なんでそんな失敗をするのか」や「二度と同じ失敗を繰り返さないように」と、自尊心や自己肯定感を下げるような言葉を子供に向けている大人を目にしたことがあります

起こった事実は変えられないので、それを問い正すのではなく、そのように至った原因や次に向けて改善点や方法を一緒に探ること

それが人生の先輩として、子供にしてあげられることではないかと思います

失敗から学ぶことはたくさんあります

大人の私でさえ、特にスイスに来てからはトライアンドエラーだらけの日々

失敗してあれやこれやとやってみて、やっと成功!ということばかりです

大人になると、失敗することがどんどん怖くなると感じるのは私だけでしょうか?

だからこそ、子供のうちにたくさん失敗してたくさん学ぶ経験を積めたらいいのではないかと思っています