Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

息子の学校、パーティーのこと

学校年度が終わる数日前に、息子の学校でパーティーが開催されました

先生方、子供たち、保護者たちが集まっての持ち寄りパーティー

私はそのことを知らず、手ぶらで行ってしまったのですが(汗)

息子は今年度限りでこの学校を去ることが決まっていたので、わが家は家族全員で参加しました

先日の記事でもお伝えした骨折のギプスが外れたのもこの日で、先生方や子供たちが息子の腕を見て「やっと取れたんだね、本当によかっね」と声をかけてもらいました

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場の雰囲気が落ち着いたところで、お世話になった先生方1人1人に息子と挨拶に行きました

息子とマンツーマンで関わってくれた先生は、

「息子さんと一緒に勉強することが、毎日楽しみでした」と

息子の担任で、月曜の授業を担当していた英語が堪能な先生は、

「新しい学校に行っても、困ったことがあったら遠慮なく連絡してくださいね。私がこの学校で1番英語がうまいので!」と(笑)

同じく息子の担任で、火曜から金曜の授業を担当していた先生は、

「時間があれば、英語の勉強をしたいと思っていたんですけど」と前置きしながら、

「息子さんはみんなに愛されていました。クラスの中で集団活動に参加するときも良し、専任の先生と個別に活動するときも良し。息子さんは宝です!」と

学校長には息子のためにすぐに新しく人員を配置したり、情報収集に応じてもらったり、大変お世話になったことについてご苦労も多かっただろうということも含めて感謝の意を伝えました

すると、

「そのときそのときの環境に順応しなければならないのは息子さんではなく、私たちの方です。ですので、苦労でも何でもありません。息子さんをお預かりすることができて私たちもとても光栄でした」と

今にも涙がこぼれそうでした

年度途中に息子を受け入れざるを得なかった学校長は、本当に大変だったはずです

が、このような言葉をかけてもらえるとは思いもせず、、、言葉に詰まりながら、とにかく何度も何度も感謝の言葉を並べました

社会的弱者であり、マイノリティーでもある息子は、マジョリティー人間の都合で作られた社会に適応することが苦手ですが、そこに順応すべきという風潮、順応せざるを得ない状況がどうしてもあります

息子は成長と経験と共に辛抱強くなりました

そのため、大声を出して怒ったり泣いたりするときは、よほど我慢できなかったときだけです

このようなときは、できる限り息子の気持ちに寄り添って、息子は何が耐え難かったのか、こちらが工夫できることがなかったのか、今後の教訓として活かせることはないかとあれやこれや考えます

可能性を想像したり、臨機応変に対応したり、相手の都合に合わせたり、、、これらの類の思考や行動が得意なのはマジョリティー人間の方です

多くの場面で多くの人に歩み寄ってもらうことができれば、息子はどれだけ救われるだろうかと思います

息子はスイスの学校で、たくさん歩み寄ってもらえたのだと再認識できた日となりました