Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

息子が迷子になったこと~その2~

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

目を離した時間はほんの10分、まだ近くにいるだろうと思い、とりあえず自分で探してみようと考えました

まずは先ほどトイレを借りたホテルに戻り、フロントの女性に息子を目撃しなかったか尋ねました

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息子の服装を伝えると、「あー、分かります」と息子のことを覚えてくれていましたが、どこに向かったかまでは見ていなかったとの回答

それでも「大丈夫です、必ず見つかりますよ。私も気を付けて見ておきます。もし息子さんが戻ってきたら、ここで待つように伝えますので!」と言ってくれました

まずは彼女に許可をもらって、ホテルの客室階に行きました

その後は、もう一度公園に戻り、普段は息子が行くことのない遊具がある側の端の方まで、そして公園の反対方面の湖沿いも10分ほど歩いたところまで行きました

しかし、買い物後だったこともあり、普段のリュックサック、さらに重たい手提げ袋を抱えていた私は、これ以上荷物を持ったまま、娘も連れて捜索することに困難を感じて再びホテルに引き返しました

ホテルをメインエントランス側に出ると、自宅方向に行くバスの停留所が目の前にあるので、その付近も見ました

このとき「そろそろ家に帰ろうと息子に伝えたので、もしかしたらバスに乗って自宅に帰ろうとしたのかもしれない」と思い、夫に連絡して自宅周辺を捜索してもらうようお願いしましたが、その後の回答は「いない」でした

限りなく可能性が低いと思いながらも、公園に来る前に寄ったスーパーに戻って中を見て回りましたが、やはり見当たらなかったのです

もう考えられる当てがなくなって、再度ホテルに戻り、先ほどのフロントの女性に

私 :その後も息子を見かけていないですよね?全然見つからないんです

女性:まだ見つかっていないんですね。ここにも来ていません。息子さんがいなくなってから、どのくらい経ちますか?

私は捜索に必死で時計を見る余裕さえなく、女性に聞かれて改めて時計を見ると、すでに1時間が経とうとしていました

時間の経過にゾッとして、

私 :もう1時間ですね。どこを探してもいないんです。警察にお世話になった方がいいと思うのですが、代わりに連絡していただけますか?

女性:もちろんです。すぐに連絡しましょう

私 :ありがとうございます

女性はすぐに警察へ電話をかけてくれて、相手方と話しながら、息子がどのような服装か、身長や髪型はどうかなどの身なりについて、私に英語で聞いては相手にフランス語で伝えるという作業をテキパキと進めてくれました

そして、私は息子が自閉症であること、言葉でのコミュニケーションが難しいため、もし息子らしき迷子の少年を見つけて名前を確認したとしても答えを期待することは難しいということを警察に伝えてほしいとお願いしました