Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

息子が迷子になったこと~その3~

 

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警察に連絡してから5分ほどで警察官2人がホテルに到着し、湖周辺を捜索している他の部隊もいることを聞きました

女性警官から、名前、住所、連絡先を聞かれ、滞在許可カードの提示も求められ、続けて息子がいなくなったときの状況を説明している途中で、彼女に無線が入り、

警官:息子さん、見つかったようですよ

と。。。私は張りつめていたものが一気にほどけて、

私 :ありがとうございます

と言いながら涙が溢れ、声は震えて言葉に詰まりました

私 :息子に何かあったらどうしようとずっと考えていました。とにかく心配で心配で仕方ありませんでした

フロントの女性も

女性:見つかって本当に良かったですね!必ず見つかると最初から信じていました

私 :本当にありがとうございました

警官:息子さんがいるところまで車でご案内しますので、乗ってください

とパトカーに乗せてもらうことになりました

娘は不謹慎にも大興奮で、パトカーに乗れたことが非常に嬉しかったようです

息子はどこまで行ってしまったのだろうかと思いながら、車の中から外の景色を見ていると、途中まで行って引き返した湖沿いの道をどんどん進んでいくパトカー

ちょうど道が鋭角に曲がる角のところにあぐらをかいて座っている息子が見えました

その距離はホテルから1㎞もありました

車から降りて、現地にいた警察官2人にも感謝を伝えてから、息子のもとへ

なんと声をかけようかと思いながら歩み寄ると、息子から先に「プンプン」と言われました

人が怒っていると感じると、「プンプン」と口にする息子

それを聞いて私は「プンプンはしていないけど、すごくすごく心配したんだよ」と伝えました

警察官4人に再度お礼を伝えてから、夫が運転するレンタカーが来るのを待ちました

その間にこの場所までたどり着いた理由を考えました

息子はMorgesの街中を走る観光列車が公園内を通るたびに、とても興味深く見ていました

この日も公園でゆっくりしている間に1台通り過ぎていくのをじっと見ていたのです

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おそらくトイレを出たときに、ホテルの前を通る2台目の列車が目に入り、そのまま追いかけて行ったのではないかと想像しています

そして、気づいたら1㎞も離れたところまで来てしまって、帰り道が分からなくなってしまったのではないかと。。。

息子と合流してから、情緒が不安定なときによく出る大きな声を出し始めたので、息子自身も独りでずっと不安だったのだろうと思います

あるいは、私の複雑な感情を察していたのかもしれません