Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

アパートの隣人のこと~F棟に住むカップル~

少し視点を変えて、隣人の話に触れたいと思います

わが家が暮らすアパート群は6棟あり、約3ヶ月に1回の頻度で隣人会も開催されますが、その会を主に企画してくれる家庭があります

わが家のバルコニーから良く見えるお家で、子供のいない年配カップルです

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彼らは猫を4匹飼っているのですが、ある日その1匹が何かをくわえて帰ってきました

バルコニーで洗濯物を干していた私は、その姿を見てハッとしました

口元をよく見ると、細長ーいシッポが見えて、すぐにネズミだと分かりました

私はこれまでの人生で動物を飼った経験がないので、猫の生態や飼い方はよく分かりませんが、でももし自分家の猫がネズミをくわえて帰ってきたら、すごく嫌だなと思いました

そして、このカップルがどのように対応するか、好奇心だけでじーっとその様子を観察することにしたのです

人間観察は私の趣味でもありますので(笑)

普段から猫たちを放っておきがちなカップルは、この日もネズミを頬張って戻ってくる猫を気にかける様子はありませんでした

が、猫がかなり近くに寄ってきて、異変に気が付くと、

彼女は両手を叩いて、猫に向かって「コラ!」とでも言っている様子でした

猫は慌てて、ネズミを口から離して逃げていきました

その対応を見て「やはりネズミを持ち帰ることはNGなんだな」と知りました

そして、その場に置き去りにされたネズミ。。。

今度はそのネズミをどうするのかと、こちらの対応の方がむしろ興味津々で、さらに観察し続けました

家の中にいる男性に、何かを持ってくるように訴える女性

そして、男性が持ってきたものはなんと!

ジップロックの蓋つきタッパー!!!!!

これにはさすがに驚きました

他に選択肢があったのではないか?と

プラスチック製のごみ袋でも紙袋でも、使用後にそのまま捨てても差し支えないものが良かったのではないかと

だって、このタッパーは普段食材を入れる用のはずですもの!

タッパーの蓋を使って収納部分にネズミを入れ、少し離れた林の中に捨てに行った女性

その一連の行為について、批判も非難もありませんが、一旦ネズミを入れたタッパーを廃棄したのか、洗って再利用しているのか、、、それは分かりません

でも、そのタッパーをいくらしっかり洗ったり消毒したりしたとしても、再び食材を入れる気にならないと思うのは私だけでしょうか?

価値観のちがいは、ここにいるといろいろな場面で、そして大きな違いとして感じることが多々あります

さまざまな価値観、考え方、振舞いに触れることは、ここでしかできない貴重な学びであり、それらを受容できるように成長していきたいと思っています