Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

息子の新学校との面談のこと〜その3〜

 

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最後に、AI(こちらの人は「アーイー」と呼びますが、Oaiのことです)の進捗状況について聞かれました

8月初旬に家庭訪問の日程調整に関する手紙が届いたまま、ちっとも連絡が来ない状態を伝えたのですが、Oaiには3つのモジュールがあり、特にこのファイナンシャル部門であるAllocation d'importance(アロケーション・ダンポータンス)は、3つの中で最も手続きに時間がかかるとのことでした

このときは、3つのモジュールという言葉を気に留めることなくスルーしてしまい、この件は改めて別の記事で触れますが、1ヶ月も経たないうちに、モジュールの意味を知り愕然とするのでした

また、家庭訪問は慎重に進めること、、、なぜなら障がいの程度から3段階に区分された給付額のいずれかに決定されるのですが、一度認定されると5年間は変わらないからです

後に、息子が9月中旬から始めたスイミングレッスンで知り合ったママさんが教えてくれたことですが、実際は3年ごとに再認定する旨の連絡が来るけれども、わが家のケースのように家庭訪問に至るまで時間がかかるので、手続き期間込みで結果的に5年間は動きがないという話のようです

思わず吹き出してしまいましたが、、、それだけ対象者が多いのか、OAIに人がいないのか、もっとオペレーションを改善できないものかと首を傾げてしまいます

膨大な時間がかかりますが、スイスに入国したときまで遡って給付されるので、安心してくださいと言われました

学校側からの話がひと段落すると、続いて私サイドからの話に移りました

私が今回面談をお願いした最大の理由は、入学準備書類の中に、わが家が利用できる可能性のある福祉サービスの一覧がありました

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前学校の助けを借りて、すでに申請済みのものもありましたが、多くは初めて目にするものばかりで、今回も新学校に手続きなど協力してもらおうと思っていたのです

1つ1つ順番に概要は説明してもらいましたが、実際の手続きについては学校として協力できないというスタンスがじわじわと感じられ、早々に「ソーシャルワーカーを探された方がいいのではないですか?」と提案されたのです

ある一家庭の生活レベルの向上のために、一役買うこと

それが学校の先生たちの仕事ではないことは、十分理解できます

が、私には頼れる人がいないこと(言葉に支障がなく、且つこの国の福祉制度にある程度知識がないと、問合せだけでも難しいと思っています)、前学校で校長にお世話になった経験もあったことから、今回もお願いできるならと甘く考えていた節がありました

残念でしたが、ちょうど、かかりつけの小児科医からもソーシャルワーカーの話が挙がっていたので、良いタイミングだと思いました

もう1点残念だったことは、APEMS(アペムス)と言って、学校始業前または終業後に過ごす学童保育クラブ的な場所がこの財団法人内にあるのですが、新学校年度が始まる前に申込みが必要で、この時点で既に定員いっぱい、、、今年度は引き受けられないと言われました

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入学準備書類の中に申込書が入っていたはずだと言われましたが、そんな書類は入っていませんでした

届いた書類を何度も確認したので、入っていなかったことに間違いありませんが、ここでどう足掻いてもAPEMSに空きはなく利用できないと分かったので、穏便に済ませる方法を選択しました

しかし、APEMSが息子と娘の登校時間が被っている件の解決策となるかもしれないと期待していたので、ただただ残念の一言でした

前学校年度は、娘の登校渋りや彼女のストレス発散に付き合ったり、娘に限らず私自身の交友関係を広げたりすることで精一杯でした

専業主婦業と娘の学校の送迎をこなすことに必死で、社会的に孤立して、喜びや充実感を感じにくい毎日に葛藤していました

が、新学校年度になり、さらなる生活基盤の確立に向けて、情報収集と環境整備に注力しようと決意を新たにしました

その第一段階として臨んだ新学校との面談は、想定外の展開になったものの、課題も見つかる結果となり、実りある時間でした

この日をきっかけに息子はスイミングレッスンに通い始め、私はソーシャルワーカーと出会い、動きが止まっていたOAIをはじめとした手続き関係は少しずつ進み始めます

これらのことについては、また別の記事でお伝えします