Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

息子、スイス初の予防接種のこと~その3~

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

注射キットを準備するために医師が退室した後、私は恐る恐る息子に

私 :今日注射していく?

と聞いてみましたが、

息子:ナイナイ!!(怒)

との答えが返ってきて、当たり前の返答だと思いました

そのため、医師が戻ってきたら、きちんと断ろうと決心して待ちました

私 :今さっき息子に聞いたのですが、やはり今日はしたくないと言っていますので、次回にお願いします。私も今日は注射しないと息子と約束してきていますので。色々と言ってしまって、すみませんでした

医師:そうですか?でもやることはこれだけなんですけどねー

と言って、息子にフランス語で話しかけながら、息子の腕を消毒用の脱脂綿で拭き、キャップが付いたままの注射器を腕に当てる仕草をしました

息子:ナイナイ!!(怒)

私 :今日はこれ以上は難しいと思いますので、また来ます

「また来ます」=「日を改めて来ます」という意図で言いましたが、

医師:では、少し外を散歩して落ち着いてからまた戻ってきますか?

と言われてしまう始末、、、なかなか噛み合いません(泣)

私 :え?それは今日とおっしゃっていますか?

医師:はい、30分後とか1時間後に来ていただいても結構ですよ。お母さんに任せますけど、、、私は次回でも構いませんが、今日できる気がしますので

何度も「お母さんに任せます」と言いつつ、自身の意見を強めに押してくる医者

息子の何を見て「今日できる気がする」と繰返し言うのかも分かりませんでした

失礼のないようにやんわり断っているからか、なかなか理解してもらえないモヤモヤ

医師と息子の間に入る自分の立ち位置がブレ始めていることに対するイライラ

ネガティブな気持ちを断ち切りたい一心だったのに、情けない私はまたもや息子に

私 :一旦、お外に出てまた戻ってくる?

と聞いてしまい、息子の答えはもちろん想像どおりでした

「ナイ」と言っているのに、同じ事を何度も聞いてきてしつこい!と息子は思ったにちがいありません

そんなブレブレの自分に心底嫌気がさして、

医師:今日はもう戻りません!先生もお忙しいと思いますが、もう一度アポイントをいただけますか?

と最後の勇気を振り絞って訴えました

最初から相手にどう言われようと、気持ちを強く持って言うべき事を伝えるべきでした

医師:分かりました。では、後ほどスケジュールを確認しますので、次回の予約を入れましょう。それで、メラトニンの処方は必要ですか?

医師は何度も「今日できる気がする」と言いましたが、私にはとてもそうは思えなかったので、

私 :今日の息子を見ていて、私はこのままでは難しいと思いますので、メラトニンを飲んで臨んでみたいと思います

医師:分かりました。では、本日メラトニンを処方しますので、次回こちらに来る前に一度ご自宅で飲ませてから経過を観察し、息子さんに合った適量を調べてください。まずは、6mgでトライして多すぎるようであれば3mgで十分だと思います

私 :多すぎるというのは、どういう状態ですか?

医師:完全に眠ってしまう状態です。私は息子さんが眠っていても構いませんが、お母さんは連れて帰ることが大変だと思いますので、意識が少し遠のいている程度の状態に持っていくようにしてみてください

私 :やってみます

と答えたものの、またここでも「観察して」と言われて、不安は尽きませんでした

私は人間観察は好きですが、薬を使う息子観察は別問題です

が、この日はここまでのやり取りに疲れ切ってしまって、早く帰りたいという気持ちが勝り、これ以上質問する気になりませんでした

メラトニンは、息子が日本からずっと飲んでいたロゼレムと同じ効能であることは知っていて、全く新しい類の薬ではなかったので、とりあえずはやってみようと思いました

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この後、処方箋を持って薬局に行くのですが、続きは次の記事でお伝えします