Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

息子、スイス初の予防接種のこと〜その5〜

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

夫は急に水曜の夕方にフランス語講座を受講することが決まりました

これによって、彼が娘をホッケーに連れて行くという約束を果たせなくなったため、息子の予防接種デイを変更してもらう必要が生じたのです

先に予定が決まっていたのは、間違いなくこちらでした

一方で、EPFLが開講する英語やフランス語等の言語講座は、事前に日程が決まっているのでなく、各申込者が自分の受講可能な曜日と時間帯のみ選択して登録し、その結果を踏まえて受講希望者の多い日程でレベル分けも含めて講座開設するスタイルなので、直前にならないとそもそも受講可能かどうか自体が分からないのです

ちなみに、私のフランス語講座は金曜の午前中に決まり、この件については改めてお伝えしたいと思います

なので、夫の事情も個人の裁量ではどうしようもないので仕方がないのですが、今回のMorgesの小児科医とは常に温度差があって、スタートからあまり事がうまく運ばずにいたので、早く済ませてスッキリしたいと思っていた部分がありました

再度クリニックに連絡してアポを取り直すことが普段以上に気が重くて、夫には何度も嫌味を言ったものです

少し話が愚痴に流れましたが、予約変更してもらった日はさらに2週間先の火曜の夕方になりました

曜日も変わったので、もう一度メラトニンチェックを火曜にしておきたいと思いました

同じように予約時間の1時間前に今度は3mgを飲ませて、息子の動きを観察

今回は眠るまでには至らず、いつもと比べて何となくボーッとしている様子が見られたので、当日はこれで臨もうと心を決めました

私の度重なる嫌味と不満が夫に響いたのか、当日は車を出してくれました

学校から帰ってきた息子をそのまま車に乗せて、車内でメラトニンを飲ませて時間までドライブして過ごしました

クリニック近くに車を駐車したところで、息子は大きな声を出し始め、私も一気に緊張が高まりました

今日これで出来なかったらどうしよう、、、場合によってはまた日を改める必要もあるかもしれないという想像がリアルに浮かんで、どんどん不安になりました

前回同様、すぐに診察室に通され、息子をなだめながら待ちました

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しばらくして入室してきた医師は、すでに注射キットを手に持っていました

医師:では、今日やりましょうね

私 :はい、1時間前にメラトニンを3mg飲んできました。6mgでは眠りに入ってしまいましたので

医師:分かりました

と言ってから、早送りビデオでも見ているかのように手際よく進めてくれました

息子はベッドに座ったまま、先生の動きをただ目で追うだけで、パニックになる様子も拒否する様子もなく、打たれた瞬間「イタ」とは口にしましたが、あっという間に終わったので、私は思わず

私 :あの、もう終わったんですか?

医師:はい、終わりましたよ。何の問題もありませんでしたよね。とても上手でした。この様子ですと、次回以降はメラトニンは必要ないかもしれませんし、普段の小児科で受けても大丈夫だと思いますよ。お母さんがこちらで受けることを希望するようでしたら、それは構いませんが、私はかかりつけ医のところで問題ないと思います。今日の様子と今後の件について、Ecublensのドクターにメールしておきますね。また何かありましたら、ご連絡ください

私 :どうもありがとうございました

医師が退室して、母子手帳に記録してもらっている間に、私は帰り支度をしながら、あまりにもあっけなく終わった状態に拍子抜けしていました

まず、自分の目の前で確かに起こった光景なのに、全く現実味がないのです

次に、医師のフィードバックを聞きながら、こう思ったのです

私が心配し過ぎているだけで、そのせいで物事をさらに複雑にしてしまっているのか、、、と

過去の経験、失敗、反省から学んだつもりでした

一方で、息子の成長、環境の変化なども大きく関係することも分かっていますが

いつでも、実際にやってみなければどんな結果に至るのかは未知です

今回に限っては良い結果となりました

それは紛れもなく息子と私の成果だと、前向きに受け止めているので、私は息子をたくさん褒めました

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「次回はどうする?」と尋ねられたら、「やっぱりまだ不安」と答えます

でも、「Morgesのクリニックにまた息子と行きたいか?」と問われたら、すぐに答えられません

どちらかと言えば、行きたくない気持ちの方が強いです

だとすれば、次回はEcublensのかかりつけ医のところで、チャレンジしてみようかなと

私自身も過去の苦い記憶とトラウマにばかり縛られていないで、勇気を出して一歩踏み出すときかもしれないと

そんな事をボンヤリと考えているうちに、また次の予防接種に関する話が今度は学校から挙がるのでした

この話題はまた別の記事でお伝えします