Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

息子のスイミングレッスンのこと

本ブロク内で何度か触れていますが、息子は水のある場所がとにかく大好きです 

水の中にいるときの息子の笑顔は、こちらまで笑顔になってしまうほど最高に幸せをもらいます

そのため、日本では小学1年生の夏から、障がい者(児)専門の水泳教室に通っていました

インストラクターがマンツーマンで付いて指導を受けることができる、とても恵まれた環境でした

息子の水泳教室を探したいと思った時期は、彼が3歳の頃でしたので、それからこの場所を見つけるまでおよそ3年かかりました

最初は、わが家最寄りのスポーツセンターへ、いわゆる「普通」のクラスに体験に行きましたが、プールサイドの椅子に座ったまま一度も入水することができず、やんわり断られました

私も見ていてかなり厳しいと感じたので、その結果に納得がいきました

次に、別のスポーツセンターで障がい児専門のクラスを見つけて体験に行きましたが、息子の発する声が周りの聴覚過敏のある子供たちに支障となるので、、、とハッキリ断られてしまいました

実際に体験に行って分かった事でしたが、軽度の児童たちばかり集まるクラスでした

障がい児クラスと掲げていたにも関わらず、ここでも受入れ対象外となってしまった息子

グループレッスンでは難しいのだろうか?と、この日はさすがに落ち込みました

そこからしばらく嫌な思いを引きずって、情報収集を避ける日々が続きましたが、意を決してパソコンに向かい、検索結果に出てきたマンツーマン指導レッスンは1レッスン7,000円を超える価格帯が相場だと知りました

今思えば、適正価格だったのでしょう

マンツーマンの個別指導、水の中で行うスポーツ、危険を伴います

あらゆる障がいに対する知識と高い指導力も必要だと思います

しかし、このときは1レッスンに7,000円以上費やす気持ちになりませんでした

そのまま後ろ髪を引かれながらもほぼ諦めていた期間がしばらく続いたある日、移動支援でお世話になっていた事業所責任者の方とのたわいもない会話の中で、上述のわが家最寄りのスポーツセンターでマンツーマンクラスがあると教えてもらったのです

私は全く信じられず、

 私 :え?グループレッスンはあるみたいですけど、マンツーマンレッスンはないと思います。だって、スポーツセンターのパンフレットに記載されていないですから!

責任者:それがあるんだよ〜。だって、移動支援でよく行くから〜

 私 :えーーー??知りませんでした(泣)パンフレットに書いていないから、ないものだと思って、ずっと他でないか探していたけど、全然見つからなかったんです

と言いながら、そのパンフレットを見せると、

責任者:(ニコニコしながら)あ!ホントだね!ちょうどこのグループレッスンの後のコマだよ。ひっそりとやっているんだろうね(笑)

紙媒体やインターネットから得られる情報は昔に比べたらはるかに増えましたが、それでも入って来ない情報があって、さらに信頼のおける情報はやはり経験者をはじめとした人の口から発信されるものが一番です

なので、私は人とのつながりをとても大切にしたいと思っていますし、また自分の知り得た情報が誰かの役に立つのなら、最大限に還元、シェアしたいと思っているのです

その昔、途方に暮れていた私を幾度も助け、救ってくれた先輩たちのように

私は、すぐにスポーツセンターに問い合わせました

すると、定員いっぱいとのことで、待機リストに名前を入れてもらいました

後から、このクラスに成人のご子息を連れていらしている大先輩方から伺ったことですが、成人になっても引き受けてくれる施設は非常に少ないとのこと、一般的には高校卒業までが主流のようです

ここは、生涯スポーツの環境を実現し続けている、とても素晴らしいスポーツセンターです

しかし、逆に考えれば、なかなか空きが出ない事情は当然です

そのため、パンフレットにも記載せず公にできないのだろうと想像します

まさに知る人ぞ知るの世界なのです!!

f:id:lausannerfromtokyo:20200209193125j:image

待機リストに名前を入れてもらってから、およそ半年経った年度代わりの2015年4月にも空きは出ず、もう1年我慢か、、、と思っていた矢先の7月に突然連絡が来ました

それ以来、息子はスイスに経つ直前の2018年12月まで、ほぼ休むことなくレッスンに通いました

クロールの練習を始めたところだったこと、また何より水中は息子にとってリラクゼーション効果抜群なので、スイスでも同じようなスイミングスクールを探そう!と思って日本を発ったのでした