Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

ソーシャルワーカーとの出会いのこと

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

先日の記事で、新学校との面談の中で、家庭としてソーシャルワーカーを持った方がいいとの提案を受けたという話に触れました

ソーシャルワーカーは、障がい者(児)がいる事で各家庭が抱える困難を軽減するために、諸手続きを代行して行う役割を担ってくれます

奇遇にも、同時期にかかりつけ小児科医から全く同じ話があったことから、今回も彼女経由でソーシャルワーカーが所属する組織に連絡を取ってもらいました

pro infirmis(プロ・インフィルミス)という組織がそれに該当します 

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今の生活で困っていることを整理しつつ、手続き中の書類はすべて持って、面談に臨むべく私はいつも以上に意気込んでいました

このとき抱えていた課題は以下の3点です

(1)Oai(アーイー)の進捗遅延問題

2019年1月末に申請した障害年金(Allocation d'importance)的な給付

2019年8月に「家庭訪問の日程調整に関して、近日中に電話連絡します」と書かれた手紙が届いているはずなのに、全く音沙汰なくこの時点で既に1ヶ月半が経過していました

私から何度も電話を試みましたが、曜日や時間帯を変えてもいつも留守番電話で「担当の◯◯は不在です」というメッセージが流れるばかり

そのため、どのような状況か確認してもらいたいと思っていました

(2)Fair Play(息子の水泳教室)への送迎問題

先日の記事で触れたように、私一人で息子と娘のやりくりは困難の極みです

もちろんお金をかければ不可能ではありませんが、そこまでする価値が見出せませんでした

そのため、何か良い方法をアドバイスしてもらいたいと思っていました

(3)UAT(ユアテ)の利用許可問題

UATは、日本で言えば放課後等デイサービスとショートステイの両機能を合わせ持ったイメージの施設です

 放課後等デイサービス:放課後等デイサービス - Wikipedia

 ショートステイ:ショートステイ - Wikipedia

ただし、日本のデイと異なる点は送迎サービスがないため、利用にあたっては家庭でその手段を考えて別途手配する必要があり、わが家の場合はいつも送迎問題がネックとなることは言うまでもありません

UATの存在は、夏休みに入る直前に息子とマンツーマンで指導に当たってくれていたエデュケーターの女性がUATの1施設で働いていることもあって、長い休暇なので利用してみてはどうかと提案されたものでした

せっかくいただいた話だったので、申し込んでみようと取り掛かったものの、またとんでもない大仕事になり、嫌になって中途半端で投げ出してそのまま放置していました

何に心が折れたかと言うと、、、

UATは支援学校と同様にSESAF(ヴォー州で障がい児の学校等をコーディネートする機関)の管轄ということで、SESAFの地区担当者へ連絡するも、この国お得意の「私の担当ではないので、⬜︎⬜︎に連絡してください」とたらい回し

連絡はすべてメールで行い、日本のようにすぐに返信は来ないので、たらい回しにされればされるほど時間がかかります

そして、ようやくたどり着いた担当者は、申請書類を添付ファイルで送ってくるだけで書き方も何も分かりませんでした

今振り返ると、そもそもUATがどのように運営されているのか、稼働しているのかも分からないままに、手続きしようとした私にも問題がありましたが、、、あの頃の自分は驚くほど強引に進めようとしていた気がします

結局、申請書は息子のエデュケーターの指示を仰ぎながら記入して提出

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その後、SESAFから利用決定のお知らせが届きましたが、有効期間がまさかの2019年7月1日から2019年8月31日のたったの2ヶ月間となっていました

事情はよく理解できませんでしたが、とりあえず決定が下されたらすぐに利用したい施設の責任者に電話するように言われていたので、勇気を出して電話するも、またしても言葉の壁が立ちはだかりました

フランス語で会話が難しいと分かると、一方的に電話を切られてしまいました

私が唯一頼れる人はずっと間に入ってくれていたエデュケーターだけでしたが、さすがに彼女も荷が重すぎると感じたようで、「誰か言葉の面で協力してくれる人はいませんか?」と言われてしまう始末

最終的に、施設利用にあたっては事前にトライアルが必要となるようで、夏季休暇中は利用者が多すぎてその対応ができないため、夏休みが終わって9月以降にゆっくり始めましょうという話に落ち着かざるを得ず

夏休み期間中に利用するために、私は焦って躍起になっていたのに、結論それが実現しないと分かったところで、ピンと張っていた糸は切れました

もう一つの問題は、2019年8月31日期限の利用許可書です

SESAFに延長希望を伝えたものの、ここでも責任者が英語を話さないから?か、私と責任者の間で英文メールを作成するだけの女性がいましたが、彼女に「決定を下すのは⬜︎⬜︎ですので」と言われたまま、何も音沙汰のない日々へ突入してしまうのです

どんどん気持ちは離れ、催促する気も失せて、もうUATのことは忘れようとしていました

が、この機会に何がどうなっているのか知りたいと思ったのでした

面談当日の話は次の記事でお伝えします