lausannersfromtokyo.hatenablog.com
日本ではOT(オキュペイショナルセラピー)がメジャーですが、スイスにはOTに限らず、それ以外にもシコモターセラピーやエルゴセラピーという名の作業療法の類に入るものが存在します
現在、学校では週1回「シコモターセラピー」の時間を設けてもらっているところですが、これらの違いは残念ながらよく分かりません、、、
この日も改めて説明してもらいましたが、やっぱり分かりませんでした(失笑)
私としては作業療法的なセラピーである限り、細かいアプローチや手法の違いは気にしません
しかし、医師は息子が訓練を必要とする感覚過敏の面、身体機能使いの面から取り組むべきはOTだと断言し、このオフィスに来ている作業療法士に当たってみると言ってくれました
もう一つ私が希望していた事、こちらは無理を覚悟で、STを日本語で受けられないだろうかと思っていました
先日の記事で触れたように、学校ではまさに言語療法士を探している最中でしたが、環境が整い次第始まるSTの使用言語は、間違いなくフランス語となります
であれば、学校外では家族以外の第三者と日本語で学ぶ時間を持てたらいいなと考えました
いずれ日本に帰国する事も考えると、なおさらここで日本語で認知できる事を増やしていけたらいいなと思ったのです
医師は私の無理難題にも関わらず、
医師:今すぐに日本人の言語聴覚士は思い浮かびませんが、日本語でセラピーができる人がいないかどうか探してみますね
と前向きに回答してくれました
最後に、このオフィスが集会場所となっている親の会(STARS)について尋ねてみると、想像どおり英語話者の親が多く、月に1回勉強会も開催しているとのこと
親の会への参加は、ずっと私の気がかりであるものの、最後の一歩を踏み出す勇気が出ません
娘と同じで、私もこの国に来てから臆病になりました
最初に顔を出すところさえ乗り越えれば、また新しいネットワークが広がるでしょうし、 もっと有益な情報を得られると思います
おそらくネガティブな事は1つもないと思うのですが、ブレーキがかかったままです
そろそろ重い腰をあげる時でしょうか!!!!!
と、ここで宣言したので、つい先日勇気を出して勉強会に参加してきました
この件はまた改めてお伝えします
ずっと待ち望んでいた児童精神科医との貴重な面談は、あっという間に1時間が過ぎてしまいましたが、2回目の面談日を約1ヶ月後に設けてくれました
それまでに、医師はOTとSTのセラピストを探すこと、私はソーシャルワーカーの助けを借りながら諸手続きを進めること、お互いにやるべき事を確認し合ってこの日は別れました
知識が豊富で顔の広い医師は、多忙を極める中、私との時間を大切に過ごしてくれました
時間を気にする様子もなく、急かすこともありませんでした
彼女と話しながら、また頼りがいのある人と出会えたことに充実感を感じていました
が一方で、彼女1人に大きくのしかかっている負担が、凄まじい負荷だろうと感じざるを得ず、今後の見通しとして、
彼女に会いたいと思ったときにすぐに会ってもらえるだろうか、
実際に対面しなくても、電話やメールで彼女から直接話を聞くことが可能だろうか、
と不安は尽きませんでした
わが家に注目を向けてもらうこと自体が、もう無理に近いだろうという気になりました
とりあえず受け身姿勢では、到底ダメだろうと。。。
第2回目の面談については、別の記事でお伝えします