Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

ソーシャルワーカーとの2回目の面談のこと〜その2〜

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

次に、スイミングレッスンの送迎のため、タクシーを特別料金で利用できるように、息子のアセスメントに移りました

前回の面談以降、家庭として非常に大きな変化がありました

夫が、ある国際スポーツ組織で約2ヶ月間インターンとして働くことが決まったのです

この件については、今後夫が自身のブログに書くと思いますので、具体的な説明は省きますが、ちょうどこの2回目の面談日前日が初出勤日でした

そのため、私は早急にスペシャルタクシーを利用できるようにしたいとの思いを強くし、その切実な希望もソーシャルワーカーに伝えました

「緊急事項として動きますが、今週はもう間に合いません、早くても来週からでしょうか」

という曖昧な回答しか返ってきませんでした

彼のところだけで完結するものではないので、何とも言えないのでしょうけど、、、悶々とします

彼の質問に答える私と、書類をどんどん書き進める彼

そこで、彼が把握していた私の電話番号が、1ケタ違うことに気が付くことになりました

その後は、Oaiのメディカル部門の申請書類を記入する作業へ

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私がファイナンシャル部門の申請書類の控えを持っていたので、それを見ながら書き進める彼

前回も申請書類は10枚に及びましたが、今回もそれに近い枚数を埋める必要がありました

すべて書き終えたときには、またもや彼の髪の毛はグチャグチャになっていました

今日も長時間英語脳を使ってくれたので、とても疲れたのだと思います

そんな中、私は勇気を出してこの日最後のお願いをしてみました

UATプラットフォームの修正は課題として残っているものの、SESAFの利用許可後、次にすべきは利用したいUATの施設長にアポを取ることです

施設見学や息子の体験参加と段階を踏んでから実際の利用となるわけですが、私はPivertの施設長に電話したときに一方的に電話を切られたことが大きな傷になっていました

もう一度電話をかけたとしても、おそらく用件は伝わらないだろう、また切られてしまうのではないかと想像したら、とても怖かったのです

そのため、ソーシャルワーカーにこの場で私の代わりにアポを取ってもらえないかとお願いしてみました

すると、彼の表情はキリッと引き締まり、

「私の仕事は、障がいのある人が家庭にいることでご家族が抱える困難や負担を軽減するために、適切な制度を利用できるようお手伝いすることです。お母さんの言葉の問題を解決することは、私の仕事ではありません。そこは、フランス語ができるご友人や他の人にお願いしてください」

私にはあまりにも強烈な一打でした

完全に打ちのめされました

ショックすぎて、悲しすぎて、思わず目を反らして下を向いてしまいました

言葉の問題は、私にとってとてつもなく大きな壁

でもそれは、確かに息子の存在と何の関係もありません

私の個人的な問題、全く彼の言うとおりです

いつもにこやかで穏やかなソーシャルワーカー

彼としても非常に勇気のいる発言だったと想像します

ここでは、自分の仕事以外は手を出さない、そのスタンスが徹底されています

一旦手を出してしまうと、どこまでもエンドレスになってしまうからでしょう

日本人の働き方とは、全然ちがいます

少なくとも、私の働き方はこうではなかった

でも、これでいいのだと思います

自分の仕事に責任と誇りを持って、そこできちんとパフォーマンスを上げれば十分なのだと(皆が皆、責務を全うしているかどうかは、若干疑問もありますが、、、それはあくまでも私から見た個人的な意見です)

前回わが家にスーパーマンが現れたと、完璧にうかれて浮き足立っていた私は、この日一気に現実に引き戻されました

スーパーマンなんて、現実世界にいるわけないですね

そしてまた、UATの施設長になかなか電話をかけられない日々がしばらく続きます

UATの件、この日以降の進捗については、また別の記事でお伝えします