Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

児童精神科医との2回目の面談のこと〜その3〜

 

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続けて、医師は新校長についてとても前向きな感想を抱いていることも話してくれました

息子の学校はオールドファッションで、これまであまり変化を好まない風潮があったが、

現場経験者が校長になったことで、子供たちが必要とする教育や支援をよく分かっている

その実現のために、彼女が法人との交渉に励んでいて変わろうとしているところだと

スイスの支援学校では各学校で各セラピーを行うことが求められているが、当然予算の関係もあるので、マンツーマンではなく、グループで行われる場合も多い

しかし一方で、1対1が最も望ましいことに間違いないので、時に校長が戦わなければならないときもあると聞きました

この日私が新校長に感じたワクワクする期待感は、本物だと実感することになりました

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次にSTについては、日本人ないし日本語で指導可能な言語聴覚士は見当たらなかったということでした

想像どおりの答えだったので、驚きも落胆もありませんでしたが、医師は2つの選択肢を提案してくれました

1つ目は、日本で指導してもらっていた言語聴覚士にスカイプ等を使った、オンラインレッスンをお願いしてみてはどうか?

2つ目は、このオフィスに来ている言語聴覚士から私がノウハウを伝授してもらい、自宅で息子と日本語バージョンでやってみてはどうか?

どちらも画期的な、私には到底思いつかない案でした

しかし、どちらも現実的ではないと思ってしまった私

ビデオ通話しながらのオンラインレッスンは、息子に限ったことではなく娘も含めて、画面と手元それぞれに注意を向ける必要が生じるので、かなり高度な集中力を要します

学びに対する関心や向上心を持って臨むならまだしも、子供の場合は必ずしもそうとは限りません

となると、オンラインレッスンは効果を得にくい

私がなんちゃって言語聴覚士のふりをすることについても、お互いに期待や甘えが芽生える

また、できるだけ自宅を習い事や療育の場にしたくないという私の願いにも合いません

もともと日本語のSTは、もし可能であればという次元の話で、ものすごく固執していたわけではありません

家庭では常に日本語の環境です

家庭内で息子の認知力を高め、日本語で分かること、本人が使える言葉数を少しでも増やしていけたらと思っています