Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

移動支援サービスPhareのこと〜その5〜

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

初支援日当日、娘の学校終了後、Uberで息子の学校に向かいました

なんだかんだで、15時45分ギリギリの到着となります

直線距離では大したことないのに、車で行こうとすると回り道になってしまいます

学校に着くと、すでにヘルパーは待っていてくれました

ヘルパーを先生方へ紹介しようとすると、すでに挨拶も済ませたとのこと

自身でどんどん進めてくれて、ありがたい限りです

私はこの日どうしても校長に伝えたいことがあった(※)ので、少しだけ息子と待っていてもらうようにお願いしました

※ 前回の記事でお伝えしたスペシャルタクシー利用の件です、本件は改めてお伝えします

校長と話が終わり合流すると、息子はすでにヘルパーの車の助手席に座っていました

さすがに私と娘はヘルパーの車に乗せてもらうわけにいかないと思ったので、

私:では、私と娘はバスで行きますので、後ほどCPHV(プール)で会いましょう

と言うと、

ヘ:そんな!後ろに乗ってください、全く問題ありませんから!

と言って車のドアを開けてくれたのです

図々しいと思いながらも、彼の言葉に甘えて乗せてもらうことにしました

ほんの10分であっという間にCPHVに到着

このとき、まだ16時過ぎでした

レッスンは17時スタートのため、この日はロビーでおやつを食べながら待つことにしましたが、ヘルパーは「次回からはドライブして時間をつぶしてから来るようにします」と言ってくれ、ドライブ好きな息子には、最高の時間だと思いました

夫の運転で通っていた頃は、17時ギリギリに来ると、駐車スペースを探すことに苦労していたので、その経験を伝えると、

へ:CPHVの敷地内に停めますので、大丈夫ですよ

私:え?それは、問題ないのですか?

へ:ここに来るときは、いつもそのようにしているので問題ありません

この場所に慣れている人で、私よりはるかに知識豊富!!

何とも頼もしいと思いました

子供たちがおやつを食べている間、少し時間があったので、スペシャルタクシーのことで抱えている問題を打ち明けると、

へ:今、私が電話して状況を聞いてみましょうか?

私:ぜひよろしくお願いします、ありがとうございます!

と電話をかけてくれましたが、残念なことに担当者がまさかの木曜休みで、直接話してもらうことは叶いませんでした

それでも力になろうとしてくれた心意気に感動しました

その後は、スイスで生活するって大変ですよねーとか、フランス語ってなんて難しいんでしょう?とか、たわいもない会話をしながら過ごしました

彼はトルコ人、スイスに来てからもう5年間、ご家族(奥様とお子様3人)と生活しています

そんな彼でもここの生活は未だに大変だと口にしました

フランス語でコミュニケーションすることに支障がなくても苦労は多いと言いました

それを聞いて、滞在期間が1年にも満たない、フランス語超初心者、ペーペーの私は、何をするにも涙が出るほど苦しいと感じることは当然だと思いました

焦らなくていい、私は私のペースで、ここになかなか馴染まない自分もそれはそれでいい

そう思わせてくれたヘルパーには感謝しています

17時少し前になったところで、更衣室の中(着替え、シャワー、トイレ、ドライヤーの場所)を案内し、プールサイドへ

Fair-Playスタッフへの紹介も終わり、ベンチに座りました

レッスン中は、息子がトイレサインを出したらトイレに付き添います

息子のトイレサインは、左胸上あたりを右手でトントンと叩きながら、「ハヨ」と言うことです

夏休みに1週間参加したデイサービスで、私がトイレサインを伝え忘れてしまったために、スタッフに理解してもらえないことがあったので、今回は実際に息子がサインを出したときに、「これです!」とお見せすることができて良かったと思います

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この日、息子がトイレに行ったのは2回

2回目はヘルパーがトイレに付き添ってくれました

レッスン後、着替えも済ませてロビーに出ると、そこに夫の姿がありました

たしかにその日の朝、

夫:今日は仕事が終わったら、プール見に行こうかな?

と言いましたが、

私:今日はヘルパーが来て、彼にいろいろ説明することがあってバタバタすると思うから

と私としては断ったつもりでしたが、それが伝わらなかったのでしょう

結局その後、家族全員、ヘルパーの車で自宅まで送ってもらったのです

考え過ぎかもしれませんが、私はプールに来る際に娘と一緒に車に乗せてもらうだけでも気が引けました

と言いながらも、ヘルパーの心遣いに甘える格好となってしまいましたが、、、

私の想像として、彼は自家用車を仕事に利用しているので、支援中に何か事故やトラブルが起これば、Phareが保障するだろうと

なので、たとえ家族であっても支援すべき人以外を車に乗せる事態を避けるべきだろうと思っていたわけですが、帰りはなんと夫までも乗せてもらったのです

そして、モヤモヤしながら家に帰ると、

夫:今日は車で送ってもらえて、良かったね〜

と、このあまりにもお気楽な発言がついに私の逆鱗に触れたのです

この続きは次の記事でお伝えします