Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

わたしのフランス語学習のこと〜その4〜

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

メッセージの内容からしてかなり意識の高そうな彼は、言語レベルは同じくらい、もしかしたら相手の方が日本語を勉強し始めて間もない印象すら受けました

しかも、同い年!どうでもいいですが(笑)

私が彼に一番驚いたのは、Youtubeで見た言語習得方法をぜひ試してみたいと言うのです

前回がロマンス狙いだったので、その反動もあって、すごく面白い人!と思いました

「もし希望があれば、そのYouTube動画のリンクも送るから」と言われて、彼の本気度を図る良いチャンスだとも思い、すぐにリンクを送ってもらい、1時間の動画でしたが最後まで観ました

その名も"How to Acquire any language NOT learn it!"(どんな言語でも習得する方法は学習しないこと!)

youtu.be

 

アメリカのある大学教授が、英語ネイティブ話者から見たときに最も難しい言語の1つ、アラビア語を習得するまでの道のりをまとめた内容となっています

その中で彼が強く主張することは、赤ん坊が母国語を自然に習得するイメージ、流れと同じように進めること

①その言語のみ使用する

②文法を気にしない

③相手のミスを修正しない

この3つが基本ルールです

新しい言語を学ぼうとしたときに、文法から始める人が多いと思います

私もそうでした、文法的に正しく話そうとしました、ときに自分で間違いに気付いて言い直すこともありました

が、今まで自分がやって来たことを覆す、斬新な内容に惹かれました

具体的なやり方は、2人の間に同じ視覚的教材(絵本や雑誌など)を用意して、その絵や写真について説明し合うのです

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なので、どんなレベルでも可能です

たとえ全くその言語に触れたことがない初心者でも問題ありません

教える側が、教材の中の絵を指さしながら、色や名詞から1つ1つ教えていきます

そして、少しずつその絵や写真の光景や物語を描写できるようにしていくのです

誰が、どこで、何を、どうして、などについて語れるようになることが目標

それができるようになれば、かなり言語力は進歩しているはずです

2人で同じ教材を共有するので、対面することが最も適切な形です

が、対面が実現しないまま、ロックダウンへ突入してしまいます

徐々に連絡も取り合わなくなって、ほぼ諦めていたところ、「今の状況では会えないので、Skype(スカイプ)でやってみますか?」と提案されて、つい先週からオンラインで始めたところです

今は子供たちが家にいるので、30〜40分が限度

それぞれ与えられる時間は15〜20分ずつですが、かなり高い集中力を要するので、今の私たちにはお互いちょうど良い長さです

終わると、2人で思わず"Fatigué"(ファティゲ、「疲れた」)と口にしてしまいます(笑)

今知っている言葉や表現を一生懸命絞り出そうとする気持ちや上手くいかない葛藤は同じなので、共感し合える部分においてもありがたい存在です

初回は私が30分丸々時間をもらって、お互いのこと、例えば、私はなぜスイスに来たのか、いつからフランス語を始めたのか、彼は何の仕事をしているのかなどなど、いろいろな話をしました

私たちの約束事は、「その時間はその言語のみ」ですので、すべてフランス語です

さすがに疲れました、最後の方はあまり聞こえなくなっていました

それでも、たくさん褒めてくれました

「1年ちょっとでそこまで話せたらすごいよ!」と言ってくれました

そして、私自身初めての実践演習だったにも関わらず、確かな手応えを感じたのです

自分でもすごく驚きました、結構言いたいことを言えた気がしました

細かい発音や文法はおかしかったと思いますが、ちゃんと伝わりました

彼は英語もOKなので、本当に困ったときには英語で補助してくれることもありますが、基本的には彼はポリシーをしっかり守ってくれています

講師経験もあり、説明や言い換えがとても上手です

私は彼と比べると、フランス語や英語で補助してしまう機会が多いので、、、私も講師経験を活かして、もっと工夫しなければ!と思っているところです

彼とのレッスンは、楽しく学ぶことも多いですが、100%に限りなく近い割合でほぼフランス語なので、なんとなく理解したようなしないような、曖昧で心地悪いときも当然あります

そんなときは、もう1人別の人に助けてもらっています

別の人の話は次の記事でお伝えします