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先日の記事のとおり、季節性インフルエンザワクチンを家族で受けることにしました
最大の理由は、スイスの医療方針を考慮した結果ですが、もう1点あります
それは、日本の場合、13歳未満は2回接種が必要ですが、スイスの場合、過去に一度でもインフルエンザワクチンを接種したことがあれば、子どもでも1回接種で済むからです
2回と1回では、心の持ちようが全く違います
大げさかもしれませんが、私にとっては雲泥の差です
先日の看護師との面談どおり、私も同伴して学校で接種したいと希望しましたが、結局校医がこのために学校に来る日が1日しかなく、私はどうしても都合がつかなかったのです
しかし、私なしで息子1人学校で受けさせることは、選択肢にありませんでした
そのため、もう自動的に、かかりつけ小児科医のところで接種するしかなくなったのです
娘の方のワクチン接種で既に予約を入れていたので、この日に息子も連れていき、次回の接種に向けて医師と意見をすり合わせました
とても幸いなことに、このクリニックでは注射を担当する人が、医師ではなく看護師であることが分かり、それにより息子のトラウマが医師に直結する可能性が低くなり、私は安堵しました
メラトニン3mgを飲ませてから来ること
私は当日すべきことや不安をすべて確認し、いよいよ娘の注射の時間となると、なんと
娘:あれ?今日、◇◇(兄の愛称です)は注射しないの?
私:うん、今日はもともとその予定じゃなかったんだよ。◇◇は今度する。だから、今日は◯◯(娘の名前です)だけだよ
娘:えーーー。だったら、◯◯も今度にしたーい
私:・・・(どうしよう)
まさかまさかの、この日は娘が注射を拒否しました
次回息子の件で来る時も結局娘を連れて来るしかないので、私としては今日でも次回でも手間は一緒でした
そのため、娘も次回にさせてもらえないかと医師と看護師にお願いしました
医師も「え?」という反応、、、そしてすぐさま看護師のところへ
この日わが家が最後の患者、早く終わらせて帰りたいという雰囲気が伝わってきたので、大変申し訳なかったのですが(汗)
実際に今日は注射しないと分かると、私たちよりも先にクリニックを後にした看護師
自分の仕事が終わったらさっさと帰る
とてもこの国で働く人らしい姿勢だと思いました
ということで、息子と娘の予防接種日は2週間後に決まり、それに向けて私も心の準備をしていこうと思ったのでした