Lausanner from Tokyo

スイス、ローザンヌでの家族生活、子育て、夫のEPFL留学、障がいのある人のことなど、リアルな情報を発信します

Oai、判定結果(2回目)のこと〜その5〜

 

lausannersfromtokyo.hatenablog.com

 

その後、少しだけ立ち直った段階で、最後の悪あがきとして、ソーシャルワーカーに「常時監督状態」について具体的に説明された法律と、Oaiから開示されたCD-ROMを送ってもらいました

法律はドイツ語、フランス語、イタリア語しか存在しないということで、当然フランス語のものを送ってもらいましたが、実に234ページにも及びました

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その中で私が確認したかった箇所の条文を書き出してくれたソーシャルワーカー

その部分だけ読んでみたところ、

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ひどい癇癪がある

窓の外から飛び出して脱出する

刃物等で第三者を傷つける

電気のコンセントをいじる

水に対してこだわりが強く、家中の蛇口を捻って水を出す

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と具体例が挙げられていました

息子は、そこまでのことはしません

昔はクーピーやロウソクを食べてしまったり、数々の武勇伝はありますが、成長と共に問題行動は減りました

法律を読んだ後、ふと家庭訪問中に自分で取った走り書きのメモを見返しました

すると、「バルコニーから体を乗り出して、飛び降りてしまうことはありませんか?」と聞かれたことを記録していました

当然そんなことはないので、「ありません」と答えた自分を思い出し、あれが常時監督を必要とするかしないかを判断するための質問だったのだと理解しました

そして、難しい法律にも向き合って、息子はgraveではなくてmoyenに区分されることもようやく理解しました

一方、CD-ROMは実はまだ開いていません

送ってもらっておいてなんですが、見る気にならないのです

見たところで何か変わるわけではない、と分かっているから

でもいつか必ず読んでみようと思っています

今、取り組んでいるフランス語が上達したところで、スキル試しに読んでみようかな?

 

Oai、

紆余曲折、遠回りもして、申請時から1年1ヶ月後にある結論にたどり着きました

正しくは我々サイドとしては完結しました

が、まだOaiから最終決定文書は届いていませんし、当然入金もまだありません

COVID-19の影響で、事務処理が滞っている可能性が大いに考えられます

こればかりは仕方がないと思っています

ただ、ずっと貯金を取り崩す生活なので、なるべく早い入金を希望しています

もしも、仮決定時点(12月初旬)で正しい内容のmoyenで書類が送られていたら、

今頃はすでに入金されていただろうと思うと、やりきれない気持ちになります

結果も過程も残念でした、非常に遺憾でした

でも、私は胸を張って言えます

自分が持つ最大限の力を出し切った、

自分の希望を叶えるための努力もした、

自分が納得するための努力もした、

自分としてはすべてにおいて最善を尽くしたと

逆にこれ以上はどうにも出来なかったと思います

たびたび自己肯定感が下がる局面もありましたが、後悔はありません

もし、3年後に再判定の機会があるなら、次回はこの経験を存分に活かせると思います

おそらく、そんな機会はないと思いますが。。。

私は、スイスで障がい児を育てる日本人として、母親として、貴重な経験をしました

ソーシャルワーカーとしても、自身のキャリアにおいて、貴重な経験となったはずです

Oaiとしても、今後の組織体制を見直す、貴重な経験となったはずです

わが家のケースが良い教訓として、将来の誰かの何かの役に立つことを心から願います

どんな経験も、気付きや学びになると信じているから

 

本記事を投稿するまさに数日前にOaiから手紙が届きました

ついに送金案内か?と思っていたのですが。。。

この件は改めてお伝えします